韓国に6ヶ月以上住んでいる方は国民健康保険に加入していると思います。国民保険に加入している女性は2年に1回「子宮頸がん検診」を受けることができます。実際に私も受けてきたので、予約の方法や実際の検診内容についてまとめました。
知ってる?韓国の国民健康保険に加入するとできること
保険料をただ支払っているだけの人はもったないです。上手く国民健康保険を活用するために、加入するとできることを把握しましょう。
- 診療費の70%を負担してくれる (つまり30%払えばいい)
- 一般健康診断を無料で受けることができる (検査内容は血液検査、尿検査、レントゲン、歯科健診など22項目)
- 特定がん検査を無料か10%で受けることができる (該当者のみ)
今回は無料で一般健康診断を受けることができる項目の1つ「子宮頸がん検診」について紹介します。他の検診についてもまたブログでまとめます。
子宮頸がん検診を無料で受ける条件
- 外国人登録証を持っていること
- 韓国の国民保険に加入し、保険料を支払っていること
- 女性であること
- 日本の年で偶数年であること (例: 24才、26才、28才)
つまり2年に1回無料で子宮頸がんの検診を受けられるのです。
予約をする方法
産婦人科や子宮頸がん検診ができる病院に直接電話をして「子宮頸がん検診を無料で受けたい」と言えば大丈夫です。そうすると恐らく外国人登録番号を聞かれて、無料検査に該当をするか調べてくれます。
ちなみに私は外国人を多く対応している明洞の「ザ・クリム産婦人科医院」で予約をしました。私のときはいませんでしたが、日本語通訳もいるようです。
実際に施術を受けてきた
1. 受付に行く
私が行った産婦人科は「膣縮小術」や「ボディーシュリンク」などの美容整形も多く扱っていたので、日本の産婦人科とはえらい違う雰囲気でした。日本の産婦人科といえば妊婦さんでいっぱいのなんというか温かい雰囲気だった記憶があるのですが、ここはゴリゴリの美容整形外科な雰囲気でした。
2. カウンセリング
カウンセリングでは改めて検査対象者なのかを調べてもらい、そして検査内容について説明を受けます。ここで無料対象外の超音波の精密検査も勧められましたが断りました。カウンセリングのときは勧誘されるかもと思っておきましょう。
ちなみに有料の場合はこの位の金額がかかるようです。自費の場合は結構高いですね😭 国民健康保険に感謝です。
3. 着替えて施術
ノーパンになり、専用のロングスカートを履いてさっそく施術です。流れ作業感がすごく、器具をぶちこまれて5分ぐらいで終わりました。全く痛くないし違和感もありませんでした。でも友達は死ぬほど痛かったと言っていたので、病院によってや個人差があるようです。
4. 結果がSMSで届く
1週間ほどしたらSMSで検査結果が届きます。私は無事陰性でしたが「細菌があるようで他の病気の可能性があるからよかったら検査にきてね」と書かれていて見事後日カンジダになりましたw検査をする少し前にコロナになっていたので、弱ってしまったのかもですね😂
海外に住んでいるからこそ健康予防は超大事
病院で聞く韓国語は専門用語が多く難しいです…。だから何か病気になったときは金額だけでなく、意思疎通による不安もあると思います。それに海外生活はなにかと不便でストレスが多く、病気にもかかりやすいと思います。
だからこそ海外に住む私達のような外国人は、より健康予防が大切だと思います。私も検診はできるだけ受けて、ちょっとでもおかしいなと思ったら病院に行くようにしています。